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JAL SAUDE! SAUDADE... (日本航空) SUN 17:00-17:54
健康、乾杯のあいさつを表す言葉「サウージ」。懐かしさ、郷愁、人恋しい想いを表す言葉「サウダージ」。この2つのポルトガル語をキーワードとして、ボサノヴァからコンテンポラリー・ポップスまで多彩なブラジリアン・ミュージックをメインに、ラテン・テイストな音楽をフィーチャーするプログラム。ナヴィゲーターは林奈穂が、また毎月ラスト・ウィークは小野リサがマンスリー・ナヴィゲーターをつとめ、日曜夕方の快適なひとときを演出します。なお、放送開始15年を迎える2003年10月から、オンエア時間帯が30分繰り上がり、17:00から17:54となりました。引き続きよろしくお願いします。
以下は番組で放送したソングリストです。オンエア曲のワンポイント・コメント、さらに耳寄りなインフォメーションもありますので、どうぞご参考ください。
注意
表示の関係上、ラテン語やフランス語もアルファベット表記で掲載しております。
原題とは若干異なる場合がございますので、あらかじめご了承下さい。
2004/12/19
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[2004年ブラジル・ディスク大賞、結果発表!]
1. [MEXE MEXE] JORGE BENJOR(メッシ・メッシ/ジョルジ・ベンジョール)
CD [REACTIVUS AMOR EST(愛こそすべて)] (UNIVERSAL / UCCM-1069)
第10位(118票)。サンバソウルのグルーヴマスター、オリジナル・アルバムとしては9年ぶりとなる新作のテーマはズバリ、広義の「愛」。この曲は「混ぜろ、かき混ぜろ、ミックスだ!」といった内容です。62歳とは思えない見事な不良っぷりに脱帽!
2. [ACABOU CHORARE] ADRIANA MACIEL(アカボウ・ショラーレ/アドリアーナ・マシエル)
CD [POEIRA LEVE(ポエイラ・レーヴィ)] (IMPARTMENT - DECKDISK / RCIP-0078)
第9位(127票)。若手女性歌手の日本デビュー盤。この曲は伝説のグループ、オス・ノヴォス・バイアーノスのレパートリーで、作曲者モライス・モレイラがギターでゲスト参加。この他、サンバの古典をヒネリを利かせたネオアコ感覚で聞かせてくれます。
3. [TUDO NOVO DE NOVO] MOSKA(トゥード・ノーヴォ・ヂ・ノーヴォ/モスカ)
CD [TUDO NOVO DE NOVO] (LATINA - EMI / MUSAS 5004)
第8位(143票)。宮沢和史、沼澤尚など日本人ミュージシャンとの交流も深い、ロック世代の知性派シンガー・ソングライター。マルコス・スザーノがリズムを固め、ポップな音と哲学的な歌詞のパラドックスが刺激的。日本盤の帯にサイゲンジが推薦コメントを寄せています。「モスカの再生。シンプルでパーフェクト。全ての無駄を削ぎ落とした詩人の、歌とギター、ソリッドなリズム」。
4. [SAMBA S.A.] MARIO CASTRO NEVES & SAMBA S.A.(サンバ・エシ・アー/マリオ・カストロ・ネヴィス&サンバ・エシ・アー
CD [ON A CLEAR BOSSA DAY] (JSR/RAMBLING RECORDS / JSR 6045/RBCS-2100)
第7位(161票)。オスカー・カストロ・ネヴィスの兄、ボサノヴァ時代の初期から活躍してきたピアニストのマリオが60年代中頃に率いたバンドが、なんと37年ぶりに再結成されました。2人の女性シンガーをフロントに据え、マリオのオリジナル曲からジャズ・スタンダードまで。
5. [O PATO] ROSA PASSOS(オ・パト/ホーザ・パッソス)
CD [AMOROSA(アモローザ)] (SONY / SICP 617)
第6位(174票)。ヨーヨー・マとの共演が縁で、ソニー・クラシカルからワールドワイドにリリースされた「スカートをはいたジョアン・ジルベルト」の新作は、ジョアンへのオマージュ盤。ホーザのサウダージ・ヴォイスが、この曲をはじめとするジョアンの愛唱曲に爽やかな新風を吹きこんでいます。
6. [DEMAIS] AZYMUTH(ヂマイス/アジムス)
CD [BRAZILIAN SOUL] (COLUMBIA - FAR OUT / COCB-53246)
第5位(218票)。ジョゼ・ホベルト・ベルトラミ(キーボード)、アレックス・マリェーロス(ベース)、イヴァン・コンチ(ドラムス)からなる黄金のブラジリアン・フュージョン・トリオがデビュー30年を記念し、多彩なゲストを迎えて歴史を振り返ったメモリアル・アルバム。この曲ではエミリオ・サンチアゴのヴォーカルをフィーチャー。
7. [UP, UP AND AWAY] BEBEL GILBERTO(アップ、アップ・アンド・アウェイ/ベベウ・ジルベルト)
CD [BEBEL GILBERTO] (COLUMBIA - ZIRIGUIBOOM / COCB-53236)
第4位(496票)。ネオ・ボッサ世代の歌姫がライヴ活動を共にしているミュージシャンたちと作りあげた、オリジナル曲中心のアルバム。今年度のグラミーのワールド・ミュージック部門にノミネートされました(発表は2005年2月)。この曲(ジム・ウエッブ作、フィフス・ディメンションの60年代のヒット曲)は日本盤のボーナストラック。
8. MUSTAFA] LISA ONO(ムスタファ/小野リサ)
CD [NAIMA ~meu anjo~(ナイマ ~メウ・アンジョ)] (TOSHIBA EMI / TOCP-25408)
第3位(541票)。「ボサノヴァで巡る世界の旅」シリーズの最新作は、ホメロ・ルバンボ(ギター)のアレンジを得て、アラブ~アフリカの名曲をリサ流ボサに。これはアラブの有名曲、ポルトガル語の詩をつけて歌っています。
9. [COME AS YOU ARE] CAETANO VELOSO(カム・アズ・ユー・アー/カエターノ・ヴェローゾ)
CD [A FOREIGN SOUND(異国の香り~アメリカン・ソングス)] (UNIVERSAL / UCCM-1063)
第2位(604票)。62歳にして歌声はますます艶を増し、創造意欲には微塵の衰えもない超人が、アメリカン・スタンダードを中心に全曲、英語で歌ったカヴァー・アルバム。番組的にはスタンダードよりもこっちを推します。ニルヴァーナのヒット曲にサンバのスパイスをトッピング(アレンジは息子モレーノほか)した、もはやカヴァーの域を超えた圧巻のパフォーマンス。
10. [ACONTECE QUE EU SOU BAIANO] JOAO GILBERTO(アコンテッシ・キ・エウ・ソウ・バイアーノ/ジョアン・ジルベルト)
CD [JOAO GILBERTO IN TOKYO] (UNIVERSAL / UCCJ-1005)
第1位(1,745票)。まずはケタちがいの得票数をご覧下さい。2位に1,000票以上の差をつけ、総得票数(6,859通)の4分の1以上を独占。9年目を迎えたブラジル・ディスク大賞史上、最多得票記録です。この、感動の伝説を残した2003年9月の初来日公演のライヴ盤が2004年2月に発売され、そして10月には奇跡再び、2度目の来日公演でまたまた伝説が。さて、2度あることは3度ある・・・?
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